■ガンの痛みと苦しみの中、医者からもう治療ができないと言われた私
まさかのガン ほっとプラザ(周南PLAZA)2010年12月号掲載
私は、数年前に目の病気で斎藤先生にケアをして頂いてから、月に一度、櫛ヶ浜の教会に通いました。昨年から体調が悪かったのですが、忙しさのあまりに放っておいたら今年になり、右足が腫れあがりました。
大変だと思い、四月に病院に行き検査してもらいました。すると、膀胱がんと診断されました。腫瘍は七センチ、血管を巻き込んでいるので手術ができないと医師から言われ、抗がん剤治療をする事になりました。その結果、ガンは多少小さくなりました。
しかし、私の体は特異体質で抗がん剤が体から抜けず、正常では白血球が6300ありましたが、放射線治療で2000まで下がり、注射で白血球を上げてもまた2000に下がります。もう、抗がん剤治療はできません。骨に釘を刺すような痛みが全身に走り、モルヒネで痛みを抑えるだけの治療でした。
十月下旬、骨髄検査を二回しました。「血液は作られているが弱いです。どんな治療をしてもリスクが高いので、何も治療をすることができませんがホスピスならあります」と主治医から言われました。
とてもショックでした。私にはもう大声で話したり、笑ったりすることはできない。私の人生はこれでもうおしまいだと。ただ死を待つだけのホスピスには入りたくなかったので、十月七日に退院しました。
そして、「もう、教会しか救いの場所はない」と思い、十月十日の主日礼拝に参加しました。すると斎藤先生が入口に立っていらっしゃるではありませんか?今まで何度か教会に通いましたがこんな事はなかったのに…斎藤先生はすぐに声をかけて下さいました。本当にうれしかったです。
そして、すぐにケアの予約を入れて下さり毎週ケアを受けています。あれだけ辛かった痛みが全く無いのです。薬を飲まない時もあります。普通に起きて家事をして生活出来ることが、本当に驚きです。入院中には考えられない事です。
十一月十一日に病院にCT検査に行きました。すると、「悪くなっていない」と言われました。本当だったら進行しているはずです。本当に奇跡です。人と話をしても私がガン患者であるということを気づかれないほど顔色もよく、普通に生活しております。
毎晩夜寝る前にお祈りをするのですが、必ず毎回、涙があふれます。神様、主イエス・キリスト様、斎藤恵子先生には本当に感謝の言葉しかありません。痛みがなくて、生きていることが本当にうれしいです。
そして、教会の方々はとても優しい方ばかりです。この教会に招いて下さり心から感謝しております。本当に有り難うございます。
斎藤恵子先生とT・Rさん