■ほとんど歩けない状態で、足を引きずりながら路上生活を続ける日々
松田幸治さん(六二歳)の奇跡 周南PLAZA2010年05月号掲載
私は家が無く、ここ数年ずっと路上生活をしています。三九歳の時、仕事中に五メートルの高さから転落し、十二時間の手術の後、命はどうにか取り止めたものの、右足が大腿骨複雑骨折となり、一年間入院という大ケガとなってしまい、それ以来きちんと歩く事が出来なくなりました。
定年退職後、探しても探しても仕事が無く、いつしか路上生活の身になってしまいました。その生活は、日本各地を転々と巡る生活になり、東は東京、西は九州全域、鹿児島の枕崎まで及び、何度も巡回して来ました。
斎藤先生との出会い
二〇〇八年夏、花火大会が開かれる頃、周南市の街中で、ボロボロの乳母車を悪くなった足を引きずりながら押していたところ、そこで、たまたま通りがかった斎藤先生と出会う事となりました。
もう足は痛みと昔のケガによりほとんど歩けない状態でした。その場でお祈りをして頂いたのですが、その途端、あれだけ痛くてずっとまともに歩けなかった足が軽くなり、痛みも無くなり普通にサッサと歩けるようになり、ビックリしました。
その時に、主のお祈りが書かれたカードと「困った時にいつでも私の所に来なささい」と斎藤先生のお名前が書かれた紙を、先生から頂きました。斎藤先生の言われるとおりに、そのカードと斎藤先生のお名前が書かれた紙を大切にし、それを見ては、いつもいつもお祈りをしていました。
たくさんの信じられない出来事
すると、まさにその日から次から次へと不思議な奇跡が起き始めました。まず、今までにないほど多くの人々から声を掛けられるようになり、行く先々でありえないほどよくして頂くようになったのです。何も言わないのに、ポンと生活費を頂いたり、お弁当、新しいメガネ、新品の乳母車も頂きました。
また、下着や着る物、当たりくじも何度も色んな人から自然と頂き、路上生活に困らないくらいの多くの物も頂きました。各地の市役所では親切に食事を出して下さる所もあり、目的地まで送って下さる方もありました。各地を巡る間に、その土地その土地で知り合いがたくさん出来、会社の社長さんや有名な人とも多く知り合いとなりました。
さらに、体中に病気の兆候(白血病、脳梗塞、ガン他)があったのですがその兆候も弱っていた体も今ではすっかり健康になりました。今でも、頂いたお祈りのカードと斎藤先生のお名前が書かれた紙を大切に持って、毎日お祈りを続けています。
一年半前のボロボロで明日生きられるかどうかの状態から一変、信じられない日々を今、まさに体験し続けています。先日も三重県から二か月かけてタリタ.クムの教会に斎藤先生を訪ねに来る事が出来ました。
本当の神様がいらっしゃるんだという実感と、いつも守って下さっているんだという事実を今もなお受け続けている事にとても感謝しています。
天の父なる神様、主イエス・キリスト様、斎藤恵子先生、多くの御恵みを今もなお頂き、有り難く思います。これからも、この私に頂いた奇跡を、この事実を本当にすごいという事を皆様にも伝えて行きます。有り難うございます。
松田幸治さんと斎藤恵子先生