周南PLAZA掲載の奇跡体験 2007

■手術を受けずに血腫が消失した祖母

■孤独が怖かった日々、毎日死ぬことばかり考えていました。

■二度も奇跡を体験し、命を頂いた母

■腹膜透析の十年間。何年も出ない尿。死ぬことばかり考えていました。

■曲がった指、体中の間接の痛み。長かったリウマチの苦しみが、もう!

■内臓破裂、飛び出した病院。手術もせずに完治した亀裂、血腫、打撲跡。

■大量に解毒鎮痛剤を飲んで薬物中毒症状。生き長らえた小さな命

■うちの子は部分肺静脈還流異常症と肺動脈弁狭窄症でした。

■脳腫瘍。ここを知らなかったら、ずっと痛いままと思っていました。

■薬の副作用で寝たきりで動けなかったわたしが良くなった理由

■血管性紫斑病我が子を容赦なく苦しめた病

■腹膜透析の十年間。何年も出ない尿。死ぬことばかり考えていました。

菌に蝕まれた腎臓                        周南PLAZA2007年9月号掲載

 いつの頃からか、私は膀胱炎で苦しめられていました。もう七年も尿が出なかったんです。排泄できないことはどんなにツライことか。

 

腹膜透析をしていましたが、簡単に説明すると腹膜は腹壁の内側と臓器の周囲を被っている薄い膜で、その内側の空洞を腹腔と呼びます。

 

腹腔内に透析液を注入し、一定時間貯留している間に腹膜を介して血中の不要な老廃物や水分は透析液に移動します。その後に透析液を体外に取り出すと血液を浄化することになります。透析液の交換を二時間半おきで一日五回。

 

一回の入れ替えに感染予防で注意しながら約三十〜四十分。これを今の今まで十年間。長い入院生活で足の筋肉がすっかり落ちてしまい、階段の昇り降りが苦痛で仕方ありませんでした

 

そして心不全、二回も

 心臓も肥大し、かなり悪くなっていました。血圧は二〇〇くらいで、心音が正常ならトックントックンですが、ザーザーッと滝のような音です。腎臓もほとんど機能しなくなり、透析の排液が通常一〇五〇ccなのに五〇〇tしかとれない。挙句の果て、肺と心臓に水が溜まって二回も心不全になってしまいました。

 

ごはんもほとんど食べられずに、豆腐やプリンでさえすぐに戻してしまう。体重が四〇キロを切ったときもありました。このままだと、人工透析に変えなくてはならない、と言われていました。本当に辛くて辛くて。どうして私ばかり…。いつも死ぬことばかり考えていました

 

憔悴しきっていた頃、知り合いからエンジェルの事を聞き、ダメで元々という気持ちで一緒に連れてきてもらいました。細く急な階段の先にエンジェルがあるのですが、筋力がすっかり落ちてしまっていたので付き添ってもらい、やっとの思いで入ることが出来ました。

 

先生にケアをしていただき、とても体が楽になったような気がしました。でも、気がしただけではなかったのです。さっき、やっとの思いで階段を昇ったのに帰りはどうでしょう。トントントンと降りれるようになったのです。

 

正直、とても驚きました。更に食欲がまぁまぁ戻ったという感じ。でも主人は相当ビックリしていました。以前は豆腐を少し食べても戻していたくらいですから。だから主人が言うんです、「ここが良い」って。

 

斉藤先生はいつも言われます。「私の力ではないのよ。主の力よ!」と。

 

七年ぶりの排尿

 以来、ケアを受けに訪れていますが、その度に変化がありました。排液の量が通常の半分から一〇五〇tに戻ったのです。更に、七年も出ることのなかった尿がケアを受けた途端、僅かですが出たんです!七年振りですよ。

 

それだけでもスゴイのになんと、ポリープが消えたのです。それまであったなんて教えてもらえず、医者の一言で分かりました。エコーで調べながら、「見えないなぁ。一つも見えない」あったはずの三つのポリープが消えてなくなっていたそうです。

 

人工透析転換の恐怖も消え、尿が出るようになり胆石も四個あったのになくなっていました。心音も正常に戻りました。

 

主は本当にいらっしゃいます。先生の言われた通りにして本当によかったです。エンジェルを知り、本当に感謝。先生、本当にありがとうございました。これからも教会に通わせて下さいね。イエス様ありがとうございます。

 

奇跡体験 7年ぶりに尿が出るようになった山村さん(右)