周南PLAZA掲載の奇跡体験 2007

■手術を受けずに血腫が消失した祖母

■孤独が怖かった日々、毎日死ぬことばかり考えていました。

■二度も奇跡を体験し、命を頂いた母

■腹膜透析の十年間。何年も出ない尿。死ぬことばかり考えていました。

■曲がった指、体中の間接の痛み。長かったリウマチの苦しみが、もう!

■内臓破裂、飛び出した病院。手術もせずに完治した亀裂、血腫、打撲跡。

■大量に解毒鎮痛剤を飲んで薬物中毒症状。生き長らえた小さな命

■うちの子は部分肺静脈還流異常症と肺動脈弁狭窄症でした。

■脳腫瘍。ここを知らなかったら、ずっと痛いままと思っていました。

■薬の副作用で寝たきりで動けなかったわたしが良くなった理由

■血管性紫斑病我が子を容赦なく苦しめた病

■血管性紫斑病 我が子を容赦なく苦しめた病

両足に浮き上がった斑点                      周南PLAZA2007年1月号掲載

 「イタイよ、イタイよー」。昨年11月のことです、一番上のお兄ちゃんのサッカーの試合に行くというのに、お腹を押さえて転げまわる、娘めい。ただのワガママと思い、1時間ほどトイレに行かせ、無理に試合に連れて行きました。この時、娘がとても重大な問題を抱えていたとは知る由もありません。

家に帰ってお風呂に入れるとき、ヒザが痛いと言ってひょこひょこ歩くんです。コケていないはずなのに…見ると両足がパンパンに腫れ上がり、夥しい紫色の斑点が足じゅうに表れていました。

 

市内にある総合病院の小児科に連れて行くと、「いつ頃からですか?」先生は「血管性紫斑病」と診断、そして即入院。毛細血管の破裂によって紫斑(小さな出血斑)がみられる病気で、2〜8歳の男児に多く、特に治療法はないということでした。

 

「これ以上、病院へ連れて行くのはイヤ」

症状が出ない人もいるが出続ける人もいる。いつ出るかも分からない。襲う激しい痛み、そして不安。いい病院はないかと九州を探しましたが、×。

 

治療法がないので、結局地元の総合病院へ。何とか痛みをとってあげたいと思い、出会ったのが血液製剤。痛みをとる反面、10年後にプリオン病(BSE)を発病する可能性がある、と医師の言葉。

 

娘の苦しむ姿を見るに耐えれず、投与を決断しました。3回の投与、しかし病状の再発と激しい痛み。裏切られた思いがしました。

痛がっていた足が!

 しかも血液凝固因子が欠乏しており、運動制限のため、保育園も辞めさせていました。血管があるところ、全て破裂する恐れが。足も、手にも。もしも…もしも内臓で破裂すると、「!」他の病室にいる同じ病気の子供を持つ人から聞いた恐ろしい現実。

 

「こんな身体に産んでごめんね。」娘が不憫で涙が止まりませんでした。そんなとき、友人から「一緒に行かない?」と誘われて連れて行ったエンジェル。どこの病院でも治らないのなら、思い切って行ってみようと思いました。

 

両足が腫れて痛がり、まともに歩けず、おんぶして連れて行く状態。先生にケアしてもらうと、そのままスヤスヤ眠ってしまいました。しばらくして起き上がり、「気持ちよかった」と、めい。痛みが無くなったらしく、なんと自分の足で歩いて帰ることができたのです!

保育園で他の子と元気に!

 紫斑が消え、腫れることもなく、もう痛がることもありません。主に守られるので教会にも来た方がいいと言われ、今でも通っています。

 

あれだけ痛がり、重く苦しんでいたまだ小さな子供が、保育園で元気に遊ぶ娘を見る度に「主がいつも見守ってくださるんだ」と、感謝の気持ちでいっぱい。

 

命に関わる病気で、主を信じる美しい心に恵みがあったのだと思います。先生、本当にありがとうございました。

血管性紫斑病 悩み相談 保育園に通えるようになった、しげやま めい ちゃん(右)とエンジェルの先生(左)

 

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